■はしごコントローラ
はしご車の基本動作である「起伏・伸縮・旋回・バスケット・リフター」を制御するとともに複数の安全回路を備えております。
急激なレバー操作入力に対しても、はしごの軟始動・軟停止機能により、はしご先端部のバスケット搭乗者に対しても違和感のないスピーティーな動作を実現しています。
アナログ回路、デジタル回路、マイコン(16ビット)制御で信頼性の高い制御を実現するとともに、各マイコン間や外部とはCANによるデータ通信をおこなっています。
※CANとは、Controller Area Networkの略称であり、ボッシュが規格を行なった車載系LANネットワークです。
■制振制御装置
(※写真中央部の赤色の部分が開発装置です。)
「制振制御装置」は、はしごに発生した揺れを検出し、瞬時にその揺れを打ち消す制御を行うことで、はしごの揺れを抑制する装置です。
これにより、はしごの高速動作に対応でき、より安全でスピーディーな救助活動を行うことができます。
▲はしご基部操作部
液晶・タッチパネルのインターフェース部分からFRP性の座席部分を一体で開発
▲電子式スロットル装置
電子式スロットルの採用で車体の左右に関わらず同回転方向でのスロットル操作が可能となり、誤操作のリスクを軽減
▲電子圧力計・連成計
・視認性の良い電子圧力計・連成計
振動・キャビテーションに対して表示精度が高く、視認性に優れたΦ100の電子圧力計・連成計を装備。(ステッピングモータ採用)
・夜も見やすい透過光照明付
・連成計は負圧側を拡大表示するリタード式