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工場紹介

モリタテクノス 三田工場

モリタテクノス三田工場

国内外で活躍するモリタ製消防車のメンテナンス・制御機器の生産をしています。
はしご車をはじめとしたモリタ製消防車は、このモリタテクノス三田工場で「オーバーホール」と呼ばれる分解整備を行っています。
お預かりした車両は部品レベルにまで分解し、消耗品や不良品を交換・修正し消防車の性能を蘇らせます。
またポンプ車の操作パネルや、はしご車のコントローラなど、消防車の制御機器開発・製造や、消防車から得たノウハウを基に、産業機器や住宅機器の制御機器開発・多品種少量生産も行っています。

工場の設備

消防車の分解を行う分解工場では、作動油などを含んだ工場排水を下水道排出基準までろ過できる処理装置を備えており、環境に配慮した工場となっています。
放水試験場では、水ポンプ性能測定装置を2基、大量放水試験が可能な約24万Lの地下水槽、泡放射試験場など、様々な設備を備えています。

  • 工場の設備
  • 工場の設備
  • 工場の設備
  • 工場の設備

基本情報

地図

■電車ご利用の場合
JR宝塚線 新三田駅下車(注意:三田駅ではございません) 約8km、タクシーにて約15分

■お車ご利用の場合
舞鶴若狭自動車道 三田西IC出口を右折し、二つ目の信号を右折。三田西ICから約1km

資格 ISO9001、ISO14001、近畿運輸局認証自動車分解整備事業所
所在地 〒669-1339 兵庫県三田市テクノパーク32番地
TEL 079-568-7171
土地面積 36,294m²
(モリタテクノス 三田工場:16,632m² モリタ 第二テクノパーク倉庫:19,662m²)

オーバーホール

各部の機能を新車同様に蘇らせるオーバーホール。複雑な機構をもつ消防車を、専門技術者が丁寧に分解、整備します。
消防車の機器や装置を脱着・分解し、劣化部や潜在的な危険性のある箇所の点検と補修、消耗品の交換などを行います。細部にわたるまで機能・性能の復元を図り、消防車を新車のようなベストの状態に仕上げます。

オーバーホールの基本的な流れ(はしご車のケース)

  • オーバーホールの基本的な流れ(はしご車のケース)
  • オーバーホールの基本的な流れ(はしご車のケース)
  • オーバーホールの基本的な流れ(はしご車のケース)
  • オーバーホールの基本的な流れ(はしご車のケース)
  • オーバーホールの基本的な流れ(はしご車のケース)
[1]入庫
お預かりした車両の現状を確認します。
[2]分解
車両を部品レベルにまで分解します。
[3]点検
分解した各種機器を点検し、不良箇所を確認します。
[4]整備
各種消耗部品・不良部品を交換・修正し、機器の性能を蘇らせます。
[5]塗装
各種部品・車体を再塗装し、見た目も新車同様に蘇らせます。
[6]組立
整備・塗装が終わった機器を組み上げて、消防車のカタチに仕上げます。
[7]試運転
各種動作の調整、作動確認を行います。
[8]検査
社内検査・外部機関による評価試験を経て、性能を満たしていることを確認します。
[9]手入れ
 
[10]出荷
 

バージョンアップ

消防車の機能・性能をさらに高めるバージョンアップを提案。長期的な安全・安心をお届けします。
過去に消防車を導入されたお客さまの声に応え、活躍中の車両に取りつけ可能なバージョンアップを次々に開発しています。

メニュー例

  • リフタバッテリ自動充電装置「L-CHA」
    リフタ内通話装置のバッテリを監視し、必要に応じて自動で充電するシステムです。

    リフタバッテリ自動充電装置「L-CHA」

  • EL式ステップ灯「ルミナスセーフティ」
    最適な光量でプラットホームを照らし、夜間の消防活動時でも隊員の安全を確保します。

    EL式ステップ灯「ルミナスセーフティ」

  • はしご収納支援装置
    ジャイロ搭載はしご車では困難だった、はしご受けへの収納操作をサポートするシステムです。

    はしご収納支援装置

  • カラーディスプレイ
    太陽光が当たっても見やすいカラーディスプレイ。一目で情報内容がわかり、誤操作を防ぎます。

    カラーディスプレイ

メンテナンス

定期的な保守点検は、消防車にとっての健康診断。MORITAの技術者は、どんなに小さな不具合も見逃しません。
はしご車をはじめ、各種消防車の不具合を未然に防ぎ、つねに安全な状態に保つため、定期的に点検を実施することが重要です。当社は熟練の技術力とノウハウで、消防車のコンディション維持に貢献します。

メンテナンスの基本的な流れ

  • [1]チェック
    お客さまが気になっている点や不安な部分をヒアリングしながら、専門技術者が隅々まで点検します。
    ■主な点検内容(はしご車のケース)
    油圧発生装置/車体安定装置/はしご本体/はしご操作台/起伏装置/傾斜矯正装置/伸縮装置/昇降装置/安全装置/応急装置/バスケット装置

    [1]チェック

  • [2]レポート
    点検結果を、報告書にまとめてご提出します。その際、実施すべき整備についてご説明します。
    ■主な報告内容
    点検項目の報告/実測したデータ値/不具合の所見/整備等お願い事項/操作方法や安全に関するアドバイス など

    [2]レポート

  • [3]修理 or オーバーホール
    点検の結果、必要に応じて修理・オーバーホールのご提案をいたします。

    [3]修理 or オーバーホール

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