はしご車では、はしごコントローラのような制御機器以外にも、多くの箇所に操作装置や表示装置が搭載されています。複数の制御装置、操作部、表示装置に対し、制御情報を伝達するために各種「通信技術」を開発しております。はしご車の場合には、電気配線を通す場所が限られていることから、制御情報の多重化を行うことで、省配線化を実現しています。多重化にあたっては、信頼性の確保が重要な要素であり、十分に考慮した設計としています。
消防車のなかには、CAN、RS232C、RS422、Ethernetなど様々な通信の技術が盛り込まれています。