基部表示装置が、太陽光で見えにくい
基部ではしご操作中、太陽光に邪魔されて、ディスプレイ表示が見えにくくなる。
ディスプレイの首を振ってみたり、操作者の視点を変えてみるが、状況が変わらいため、梯体を目視してはしごの状態を判断せざるを得ない。
昼間でもよく見える方法はないものか。
モリタはしご車のはしご姿勢表示装置は、MLE型はしご車の開発当初は機械式、その後情報量の多いELディスプレー式となり、今年度より昼間でも明るく一目で情報内容が理解でき、視認性が高いカラーディスプレーと変化してきました。
カラーディスプレーは一瞬にして表示内容が読み取れることにより
(1)操作性の向上
(2)誤操作防止
(3)素早い判断
等のメリットがあります。
※写真をクリックすると拡大されます
また、別オプションでスーパーインポーズ機能が装着可能となり、装着すれば、災害状況等バスケットからの俯瞰映像を基部で確認できます。
1992年以前 製造のはしご車 |
はしご姿勢表示装置の構造が現在と大きく異なるため改造は出来ません。 (はしご操作装置、コントローラ等の改造が必要になり、改造費が余にも大きくなります。) |
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1993〜1999年 製造のはしご車 |
・ELディスプレーをカラー液晶ディスプレーに取替え ・風速計をアナログ式よりデジタル式に変更 ・サブディスプレーは表示内容がカラーディスプレー内に表示されるため不要となります ・表示部にある緊急停止、監視装置解除のパイロットランプの移設 ・コネクター型式が異なるため専用ハーネスを製作 ・カラー表示のためのソフト制作 |
2000年以降 製造のはしご車 |
・ELディスプレーをカラー液晶ディスプレーに取替え ・カラー表示のためのソフト制作 ・特殊仕様への対応 ※上記製造年度いずれも測距器、はしご先端超音波センサー付には対応できません。 |